|
大阪から東京まで、プロポーズのための指輪を持って、安田大サーカスの団長が、自転車で走る。
その距離全長およそ560km。
途中463km地点の元箱根から湯元を一緒に走る予定で、LEGONの仲間、ラテさん、SIGさん、シンボーとともに、12時頃から、芦ノ湖で待機していた。
団長の到着までまだまだ時間があると連絡を受け、大観山を軽く登る。
芦ノ湖湖畔でいつも寄る「いせや」で昼食をとって大休止。
この時点で団長は、まだ富士市、予定より4時間遅れて14:30
連絡によると、団長は膝や腿にかなり負担が掛かって、苦しんでいるという。
どうせなら箱根峠の登りを一緒に走ることにしようと、三島まで下って団長を待つことにした。
時刻は18:30を過ぎ、日が暮れていく。
団長、箱根を越えられるのだろうか?
すると今中家元を先導して、団長到着。
私とLEGONの仲間の姿を見つけると、
「鶴見さん来てくれたんですか」とても喜んでくれた。
意外と元気じゃないか。
これなら大丈夫だ。
私が前を引いて、今中さんと団長を挟む。
暗く静かな箱根峠を愉快な笑い声とともに登っていく。
「鶴見さんたちが来てくれたおかげで、ホンマに元気になりました」
こんなこと言われて、アシストしにきたつもりが、逆に幸せな気持ちにさせてもらった。
およそ1:10、想像以上にいいペースで箱根峠を上りきった、そのとたん、
団長が「辛かった!・・・・」と男泣きに泣いた。
止めてくれ、俺まで泣きそうになるじゃないか。
本当は辛かったんだな。
本当によくがんばったね。
ただ自転車に乗ってきただけなのに、どうしてこんなに泣けるのか。
これが自転車の魅力なんだ。
一人で走っているようで一人じゃない。
それが自転車だ。
途中、何人ものLEGONのメンバーや、他の自転車仲間達が多く応援に駆けつけた。
みんな、本当にありがとう。
自転車でまた幸せになれました。
団長は無事、本日の3:30ころ目的地の東京タワーに着いたそうです。
俺も大阪まで走ってみたくなった。
|