LEGON鶴見辰吾 Shingo.Tsurumi ブログ 自転車名人
きっかけは自転車。 そこから世界が広がります。

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2012年02月 アーカイブ


2012.2. 2
ディープホィールの落とし穴

今日の午後、趣向を変えて「俺の川」を巡航しようかと、久しぶりにSpeed Conceptを引っ張りだして準備を始めていた。

アイオロス9.0を見ると、エクステンドバルブが突き出ていて、なんともかっこ悪い。

         

取り外そうとしたそのとき・・・ 

カランカランとリムの中へ落としてしまった。

     

乾燥して手が滑っちゃったんだな。オジさんになると潤いが足りないのだ。

 

タイヤ外してリムテープ剥がして、ホィールを振ってみるもののカラカラいうだけでなかなか姿が見えない。

 

ホィールのバルブ穴を最下点にしても、リムの形そのものが、落っこっちゃったエクステンドバルブに対して凸になっているから、捕らえるのも困難だ。

 

ギターのサウンドホールにピックを落としたのとはわけが違うようだ。

 

こんなことでショップの手を煩わせたくないし、どうにかしようといろいろ試す。

 

ストローを縦に裂いて差し込んだり、厚紙を入れたり、ワイヤーを入れたりして捕獲を試みたが失敗。

     

最後は自分が仰向けになってホィールの穴を覗き込んで、そおっとバランスを取りながら、先っぽを少し広げたピンセットで、端っこをどうにか捕獲し、やっとこさ取り出すことができた。

     

思わぬ大手術になってしまった・・・

 

時計は15:40を指していた。

 

外で走るのは諦めて、今日も自宅で「台本」ローラーとなった。

 

ディープリムホィールをお持ちの皆さん、お気をつけくださいね。



2012.2.25
テレビでの自転車の取り上げ方をみて

一昨年くらいまでは、テレビが番組で自転車を取り上げるときは、健康面やダイエット効果、CO2削減、快適なコースを走る楽しさなど、プラスの側面に重点を置いていたが、最近は歩行者との事故数の増大をはじめ、問題点を多く取り上げる傾向がある。

 

「車に乗ってると、自転車危ない」

 

「路面電車の運転手ですが、自転車がもの凄いスピードで追い抜いて行ってたり、遅いとばかりに蹴られたりしたこともあります」

 

「自転車は道路から消えて欲しい」なんてコメントが寄せられている番組もあった。その番組では自転車はまるで悪者扱いだった。

 

車も誰もいない信号も守り、車と同じように一時停止の標識に従い、規則正しく自転車に乗っている愛好家にはやるせない言葉だ。しかし、そんな悪者扱いされてしまう原因になる乗り方があるのも現実だ。

 

先日、ロケで朝方にとある都内のJR駅の近くに行ったが、デタラメな走行の自転車が多いことにビビった。歩道で歩行者を縫うように走り抜け、車道を逆走し、正面衝突ギリギリで交わし合うという殆ど曲芸に近い技まで見せてもらった。歩道を歩いていた俺は、後からビュンビュン来る自転車と前から迫り来る自転車に何度も立ち止まらざるを得なかった。これは酷い。

 

自転車と一口に言ってもいろいろある。ママチャリ、ロード、クロス、ピスト・・・乗っている人も子供からお年寄りまで様々いる。自転車は原則車道といわれても、子供や年寄りまで車道に出すのは考えられない。歩道は人が多くて走りにくい。意見だって様々ある。なかなか相容れない。

 

前にも出た「自転車がもの凄いスピードで」というフレーズ、実に感覚的で主観的な言い方だ。これを歩道で歩行者に感じさせるのは絶対にしてはならないことだというのはわかる。でも、車道では少し事情が違ってくるんだと思う。いくら自転車がもの凄いというスピードを出したって、オートバイよりは速度は出ない。それなのに、車の流れに沿って走る自転車を「もの凄いスピードで走ってくる危ない乗り物」とみるドライバーは多い。それは、自動車が道路の階級で一番上位にいて、下位にいる自転車はスピードなんて出すものじゃないという決めつけたイメージがあるからだ。何が気に入らないのか、ギリギリスレスレをかすめるように抜かして、止まる直前に幅寄せして進路を塞ぐ車は、以前よりだいぶ減ったが、いまだに出くわす。俺は車も運転するから、車からみた自転車のことも意識してかなり車に気を使って自転車を走らせるが、それでもひどい仕打ちを受けるときがあるのは本当にガッカリだ。車を運転する人も様々だから仕方ない。みくびっていたものが意外にも速い速度で走っていると、ビックリしてしまうのかもしれないが、自転車は場合によってはしっかりと速度を上げて走る車両であることをわかって欲しい。

 

しかし、ここまで車両として機能を発揮できる乗り物を堂々と車道で走らせるのなら、ロードやクロスなどある程度の走行性能のある自転車は免許制にして、違反者には車やオートバイと同じようにペナルティを課すという考えも必要なのかもしれない。俺が普通免許を取った30年前は、原付の免許がおまけに付いてきた。原付だけ取りたきゃ、学科試験を受けてたった1日で免許が取れた。でも今じゃ、原付自転車免許取るには実技も学科もともに試験がある。原付と同等、もしくはそれ以上に走れるスポーツバイクは免許制になってもおかしくないんじゃないかと考えるのだ。

 

自転車の乗り方の違いは、好きで乗っている人と、仕方なく乗っている人の違いとも考える。仕方なく乗っている人は、駅や学校、会社までの交通手段の中で、自転車が一番早いから乗っているけど、できることなら自転車なんて乗らずに、タクシーに乗るなり車を運転するなり、もっと便利で快適な乗り物で移動したい。そういう人はとにかく早く目的地に着くのが最優先事項だから、マナーやルールは後回しになってしまう。それに比べて好きで乗っている人は、自転車を悪者にしたくないし、長く安全に楽しみたいので、できるだけ気を配った乗り方をする。そして何より、快適で早い乗り物を差し置いても自転車で移動したい。そりゃあ乗り方が違うのは当然だろうな。

俺は仕事に行くときも自転車に乗るときがあるけど、ツーリングやロングライドといった自分の楽しみで自転車に乗るときは、遊びのフィールドとして道路を使わせてもらうわけだから、極力邪魔にならないような乗り方を心がけている。

 

さて、いろいろ思うことを勝手に言わせてもらったけど、今、国土交通省が「安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた検討委員会」を立ち上げて、2月27日〜3月2日まで一般から広く意見を募集している。俺のブログをここまで読んでくれるような人は是非自分の考えを提出してみてはどうだろうか?「快適な自転車利用環境」が自転車乗りのためのものになるよう声を上げていこう。