明日から国際フォーラムに劇場入りする。
舞台の仕込があるのでキャストは本日休み。
昨日までの稽古期間に、妻が作ってくれたおにぎりを包んだアルミホイルをいじっていたら、いろいろ面白いのができた。
フック船長に関連するアイテム。
ちょっとした息抜きです。
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12日、J-sportsツール・ド・フランス第8ステージの放送にお邪魔しました。
プロスポーツの中継は初めてだったのでドキドキしてましたが、面白かったなあ。
解説の今中さんの手元の資料には、細かい字でびっしりデータが書き込まれ、画面にさまざまな選手が映されるたびに、いつどこのレースで優勝したとか、脚質はどうだとか、情報を出してました。凄い!
現時点ではエバンスが総合1位ですが2位とは1秒差、今後も目が離せません。
↓放送前の打ち合わせ。偶然にも事業部の村田部長は高校大学の先輩だった
↓ツールの公式ガイド。
いつか現地に観戦しに行きたい。
ジェームズ・マシュー・バリがピーーターパンの原作を書いてから100年以上経っている。ブロードウェイミュージカルと形を変えてはいるものの、今の時代になってイギリスから遠く離れたこの日本で、ピーターパンが演じられているのを、バリは想像できただろうか?
100年以上演じられるには、何か訳があるはずだ。それを探していくのも俳優が演劇に参加する意義である。
ピーターパンは大人になることを拒絶した永遠の少年。
「ずーッと子供のままで遊んで暮らしていたいんだ。」
ピーターがそう思い続けるのは、自分を捨てた母親からの愛情を渇望し待ちわびているからなのかもしれない。いつか母親からの無償の愛を受けるには子供のままでなければならないと。
ネバーランドに住むピーターの仲間、「迷子たち」もやがてピーターと決別して大人になる道を選ぶ。一人取り残されたようなピーターは死んだ子供の亡霊のようだ。
「僕に触るな。誰も僕に触ったことがないんだ。」
こんなセリフすらある。
フックもピーターに
「お前は鬼か悪魔か悪霊か?」といっている。
ピーターパンは「希望、喜び、自由」、子供の心を忘れない永遠のヒーローの活劇であるのと同時に、得体の知れないダークサイドを併せ持っている。そこがさまざまな見方や解釈を誘い、長く愛されてきた理由の一つなのではないだろうか。
一方、悪役として登場するフック船長はお父さんの夢の体現者として描かれる。自分を世界一の悪党だと言って、海賊船のボスとして暴れまわるのは、抑圧された社会に生きる大人の反動であり、フラストレーションの爆発とも取れる。
会社や職場で気を使い体も心もへとへとになって、家族にもなかなか尊敬を得られない。そんなお父さんが、大勢の海賊を従えた絶対権力者として君臨しようとする。現実には踏み出すことができない冒険者の夢があるのだ。
そのせいか、ウェンディのお父さんであるダーリング氏は、必ずフック船長と二役で同じ俳優が演じる指定がある。ダーリング氏の天敵は犬のナナで、フックの天敵はワニ。双方に同じ関係が見て取れる。
私が一番好きなセリフは
「ピーター、私は、大人になってしまったの、もう、ずっと前に。」
というウェンディのセリフ。
なんとも意味深で切ない響き。
ピーターパンは子供のためだけじゃなく、大人こそその深さが判るいい戯曲です。
是非劇場に足をお運びくださいね。