今年で3回目の佐渡ロングライド。
初回から参加者は約1000人、2000人と増えて、今回はおよそ3000人のサイクリストが佐渡に集まった。
新潟13:00出発の佐渡汽船ジェットフォイルも満席。
広がる青い空に期待も膨らむ。
三度目の正直でようやく晴れてくれた。
片山右京さんも210kmAコースにエントリーしていた。
再来週のMt.富士ヒルクライム対決の前にご対面(笑)
「右京さん、最近走りこんでますね。ヤビツ38分でしょう?」
「…いやぁ…37です。」
「えええっ!?スゴイですね。」
「でも、富士HCはダメですよ。鶴見さんの方が速いと思います。」
笑顔で腹の探り合い(笑)
そこにfunrideの金城編集長も加わって、富士HCの目標タイムの話題になる。
金城編集長は1:15
私は1:18くらいかな、などと話しているうちに、前夜祭の太鼓のパフォーマンスが始まる。
右京さん一体どのくらいで走るんだろう。
今回も、佐渡の定宿となったホテル吾妻に世話になる。
辰吾の吾に妻で吾妻なので、私の妻はここに泊まるのがちょっとおもしろい。
初回から連続で出場のkozyさん(210km)、妻(130km)、そして今回初出場のYOUちゃん(210km)、殆ど騙されたみたいにエントリーしたマネージャーのA井(130km)。
皆で期待と不安に胸を躍らせ食事を楽しむ。
翌朝、会場までのバスの中でおにぎりを二個食べながら、5:00には到着。
続々自転車が集まって来る。
天気は良いものの、早朝の空気はまだまだ冷たい。
皆、自分の体と自転車の状態を確かめている。
中でも、ディビルダーみたいにアップジェルで足がヌラヌラテカテカしている人がいると思ったら、金城さんだった。
本気だ…
「あれ、計測チップがない。足に付けたのに。」と妻。
どうやら、送ってもらったバスに落としてきたらしい。
ところがホテルからはそれらしいものは見当たらないとの連絡。
仕方ないので、当日受付までその旨を伝えに行こうと歩き出したが、今年はその場所が遠い。参加者が多いので変ったのだった。
カチャコチョカチャコチョ…ビンディングシューズが恨めしい。自転車で行くべきだった。
急いでスタート地点に戻ると、スタート1:30前のアナウンス。
「鶴見さん早く早く!」
ええええっ!?まだ5:44じゃない?
スタート6:00じゃなかったの?
私はガイドも地図も貰ってないから知りませんでした。
そりゃないよ。
どうにかぎりぎり先頭の列で出発した。
でもトイレには行けなかった。
RGTのザック、デイヴィッド、私、右京さん、金城編集長でスタート。
40km/h超のレーススピードだ。
とても金城編集長の鬼引きについて行けず、離脱。
一体何だったんだ…右京さんぴったりついていったぞ。
あの二人は私とはレベルが違いすぎる。
敵いません。
妻の計測チップはやっぱり行きのバスの中にあったらしく、130kmコースはスタートが遅いのでぎりぎり間に合ったということを後で聞いた。
シートカバーにマジックテープがくっついていたようだ。
先頭集団は20km地点にある最初の相川SAには寄っていないので、
そこに最初にやってきたのは私になった。
程なくしてkozyさんとYOUちゃんがやってきた。
わかめ蕎麦、おにぎりを食べて3人でスタート。
最初はゆっくり走っていたが、我慢できずに飛び出し一人で走り始めた。
やっぱり無理しても金城さんについていって210km高速列車の旅を味わうべきだったろうか?いやいやとてもついていける速さじゃなかったぞ。
いろんな思いが頭を巡りながら、いつの間にか名物Z坂を登っていた。
初めて晴天の下でみる景色。
その美しさに足を止めた。
やっぱり今日はニコニコライドで行きましょう。
せっかくこんなにいい天気なんだし…
お先に失礼してしまったので連絡を入れようと携帯を見るとkozyさんからメールの受信がある。
開いてみると…
「接触して落車してしまいました!走行不能で病院へ行きます。
大丈夫ですので…走行を続けてください!!お願いしますm(__)m」
何ですとぉぉぉお!!??
全然大丈夫じゃないじゃないですか?
ガーン…
天気は晴れてても、心は暗雲立ち込めてしまった。
鎖骨骨折で、kozyさんはそのまま帰ることになった。
↑願いが叶うという大野亀
100km地点の両津ASで一人寂しくおにぎりを食べていたら、
「やっと、追いついた」
とstage oneチームのもりともさん、そしてオレンジのジャージのつくいさんがやってきた。
「YOUさんも落車したみたいで、手から血を流しながら走ってましたよ」
マジですか!!!??
しばらくするとその本人がやってきた。右手の親指を痛めたらしく腫れている。
Z坂後の下りでブレーキを失敗して緩衝材に突っ込んだそうだ。
満身創痍のLEGON。
となると、130kmコースを走っている妻と、A井が心配になってくる。
頼むから無事にゴールしてくれよ。
次の多田SAまでもりともさん、つくいさんと特急で進む。
アベレージは37km/hくらい出てたんじゃないだろうか。
なかなか気持ちのいい走りだった。
途中、ひとりづつ計二人のライダーが加わってまた離れていった。
多田で追いついたstage oneの大ちゃん、sugiさん、他3人とコラシンボーさんと列車を組んで気楽にスタートした。
次の小木ASまで、一時最大で35人の列車にまでなった。
こういうのがこの手のイベントのおもしろいところ。
小木から次の素浜までは最大15%の上りがある。
180km走った後にこれはきつい。
その坂の前の深浦で記念撮影。
素浜で最後の休憩を取る。
↓終わりかけた足を癒すサイクリストたち
そしてゴールに向かう。
ゴールしたのは15:50頃。
先にゴールした妻とA井の出迎えを受けた。
スタートして6時間25分でゴールした右京さんは、3時間も私たちの帰りを待っていてくれた。
ありがとうございました。
今年も佐渡はドラマがいっぱい。
一筋縄ではいきませんでした。
ロングライドの後の温泉、乾杯、美味しい食事、愉快な仲間と弾む会話、
絶えない笑い声、そして爆睡。
これがやめられない!